文とか詩とかー
頑張って更新頑張るお!
―2―
「いっだ…」
ぺりぺりと絆創膏を口元に貼った。さっき付けた消毒液でピリピリする。
――ショウタ…?
またアイツか…。
ぐいっと上を向き、顎にも絆創膏を貼る。
――ねえショウタ。聞いてる?
聞いてるよ。
つーか、聞きたくなくても聞こえんだよ。
教室のイスに倒れこんだ。
その時に体のあちこちが痛む。
――ショウタ…怒ってる…?
――やっぱりボクのせい…?
は…?
怒ってねぇよ。
何でそんなこと聞くんだよ。
両手を頭の後ろで組んだ。
白い天井と蛍光灯が見える。
――やっぱりそうだ…僕に会ったのがいけなかったんだよ…。
うるさいな!
もう黙れよ。
眉間にシワを寄せる。
――・・・後悔してるの?
…別に。
俺があそこに行ったのは、行きたいって思ったからだし…。
それに後悔するなんてバカがすることじゃんかよ。
部屋には無音が広がる。
――でもさっき"カゲ"って…。
お前は気にすんなよ。
俺が"カゲ"に会ったのは事実だ。
芸能人とかに会って、聞かれるのと同じことされただけだと思えばいい。
――ごめんね…。
――ボクが…"カゲ"がショウタに取り憑いちゃって。
「いっだ…」
ぺりぺりと絆創膏を口元に貼った。さっき付けた消毒液でピリピリする。
――ショウタ…?
またアイツか…。
ぐいっと上を向き、顎にも絆創膏を貼る。
――ねえショウタ。聞いてる?
聞いてるよ。
つーか、聞きたくなくても聞こえんだよ。
教室のイスに倒れこんだ。
その時に体のあちこちが痛む。
――ショウタ…怒ってる…?
――やっぱりボクのせい…?
は…?
怒ってねぇよ。
何でそんなこと聞くんだよ。
両手を頭の後ろで組んだ。
白い天井と蛍光灯が見える。
――やっぱりそうだ…僕に会ったのがいけなかったんだよ…。
うるさいな!
もう黙れよ。
眉間にシワを寄せる。
――・・・後悔してるの?
…別に。
俺があそこに行ったのは、行きたいって思ったからだし…。
それに後悔するなんてバカがすることじゃんかよ。
部屋には無音が広がる。
――でもさっき"カゲ"って…。
お前は気にすんなよ。
俺が"カゲ"に会ったのは事実だ。
芸能人とかに会って、聞かれるのと同じことされただけだと思えばいい。
――ごめんね…。
――ボクが…"カゲ"がショウタに取り憑いちゃって。
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